首里城/沖縄ツアー

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沖縄の観光スポットで有名な場所の一つとして挙げられるのが首里城です。琉球王国時代の城として500年間栄え、政治経済の中心地となっていました。14世紀末には既に築城が行われていたと推測され、政変や戦災により4度消失されそのたびに再建が行われました。

首里城は1945年の沖縄戦において米軍により徹底的に破壊され、戦後は跡地がが琉球大学として使われたことから遺構の多くが撤去されてしまいました。

1958年から復元作業がはじまり、1979年に琉球大学が移転したことで本格的な復元作業が今も行われています。2000年には他の10の城とともに琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に指定されています。

城郭は内郭と外郭の2つの城壁に囲まれ、城壁は琉球石灰岩で造られています。城壁の総延長は1080mで、高さは6mから高いところでは15mになるところもあります。正殿・北殿・南殿・奉神門といった主要な建物はうな、御庭と呼ばれる広場を取り囲むように配置されています。正殿には龍がモチーフとして描かれていますが、これは龍は皇帝を象徴する中国の文化の影響を受けているためです。さらには沖縄を守る意味で守り神であるシーサーや金獅子の柱も配置されています。
※首里城は急な階段が多いので、動きやすい靴で行くことを薦めます。



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