沖縄県の石垣島の1/4を占める平久保半島、その先端部分に位置するのが平久保崎です。平久保半島は南北に細長い岬ですから石垣市街地から行く場合は車で1時間半程度の所要時間がかかります。ですので、各所を巡るドライブをするならば遅くとも午前中に出発する事をおすすめします。駐車場は8台分のスペースがあります。

周囲は琉球王朝時代から放牧場として使われていました。その名残が平久保崎にある古波蔵牧場です。こちらでは黒毛和牛が放牧されています。その所以もあり、岬周辺には手付かずの自然が今も残されています。
平久保崎の最北端には平久保崎灯台が設置されています。気象状況を周囲を航行する船に伝える役割を持っており、海の安全を守る灯台として今も稼働が行われています。

さらに、灯台を見下ろすような場所に位置する小高い丘の上に立ちますと、三方からサンゴ礁が織りなすエメラルドグリーンに染まった綺麗な海を眺めることができます。同時に沖合にある小さな島、大地離島も見下ろせます。残りの一方は平久保崎が染めている草木の緑のじゅうたんが広がっています。
近隣には八重山の家庭料理が味わえる食事処が一店舗あります。疲れた際の休息どころとして役に立つでしょう。